最近特にからだがだる重い、むくんで足がパンパンだったりしませんか?
夏は冷たい飲み物や食べ物を多く摂りすぎたり冷房で体が冷えて、水や血液の巡りが悪くなり、むくみやすくなります。コロナ禍で外で汗をかく機会も減り、リモートワークでずっと同じ姿勢でお仕事されていたりすると特にむくみやすくなっているのではないでしょうか。
そこでおすすめの食材は、蒸して、茹でて、焼いて、甘くておいしい夏の旬野菜のとうもろこしです。とうもろこしには利尿作用があり、余分な水分を排出するため、むくみ解消に効果的です。また、とうもろこしの粒の皮にはセルロースという食物繊維が含まれているため、腸内環境を整えて便秘解消にもおすすめです。
とうもろこしの実だけではなく、日頃捨てているとうもろこしのひげもむくみ解消におすすめの食材です。利尿作用があり、南蛮毛(なんばんげ)という生薬としても用いられています。ひげをそのままスープにいれて食べてもいいですが、是非お茶にして飲んでみてください。
生のとうもろこしから茶色いひげは除いて白いひげだけをとり、洗って天日で干して乾燥させます。その後、軽く乾煎りしたひげをティーポットに入れてお湯を注いて出来上がりです。トウモロコシの香ばしい香りとやさしい味の美味しいお茶です。
今日は二十四節気の処暑(しょしょ)、暦の上では暑さがおさまる頃、日中は厳しい暑さがまだ続きますが、朝晩は過ごしやすくなる時期です。
夏のむくみや疲れを解消して、秋を楽しむためにも、この時期にからだを温めることが大切です!冷たいものの取りすぎやシャワーだけで済ませずに、とうもろこしを食べたり、とうもろこしのひげのお茶をのんだり、好きな入浴剤やアロマオイルを入れた湯舟に入って、からだもこころも温めてくださいね。
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