秋の食養生　柿でビタミン補給！

すがすがしい空氣と穏やかなぽかぽか陽氣、実りの秋、食欲の秋、柿、梨、リンゴなど種類も多く美味しい果物が豊富な秋。身体が自然に元氣を求めている最良の季節です。この時期におすすめの食材は柿です。

「柿が赤くなれば医者が青くなる」ということわざがありますが、

柿が赤くなる秋は天候が良く過ごしやすい氣候のため、体調を崩す人が少なく、医者は商売にならずに青ざめるという意味があるそうです。

 柿は栄養価が高く、特にビタミンＣが豊富です。また、からだを潤し、喉の渇きを癒したり、利尿作用があるカリウムが多く含まれているため、二日酔いにもおすすめの食材です。 

柿は実を食べるだけではなく、ヘタや葉は生薬として使用されます。ヘタは柿蔕（シテイ）という生薬で、柿蔕湯というしゃっくりの漢方薬に用いられています。柿の葉にもビタミンＣが豊富でお茶として用いられています。

ちなみに、マイカイ花のTierra茶にも柿の葉をブレンドしています。

昨日は二十四節氣の一つ「立冬」、暦のうえでは冬の始まりです。本格的な冬に備えて、ビタミン豊富な柿を取り入れてみてくださいね。

但し、柿は「寒」の 性質があり、体を冷やす食材です。摂りすぎにはご注意ください。